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 山暮らし 

今日は息子のソロバン塾が終わったあと、
そのまま東京土産を持って実家へ帰った。
帰路途中、両親と過ごすための週末の食料品などを買って。
義父の好きな青魚の刺身、息子の好きな白身魚の刺身、
焼きそばの具材、おでんの具材、
昨日テレビで見て作りたかった、山芋かけほうれん草の
お浸しのための野菜。納豆などなど・・・。

実家について冷凍庫を開くと、お豆腐のパックで作った
氷がたくさん入っていた。
???
聞くと、先週帰省したとき咽喉が痛いと言っていた義父が
その後、高熱を出して寝込んでいたようだ。
東京から電話を入れたときは、心配をかけまいと
高熱にうなされながらも元気そうに装っていたのだ。

一昨年の大病をしてから随分と痩せ、耳も遠くなった。
それでも自分達の生活にかまけて、78歳の父に
庭仕事、畑仕事、隣保班の仕事など任せたままだ。
田舎の暮らしは都会の生活と違い、
ちょっと目を離すと庭も畑も荒れてくる。
ご近所との付き合いも頻繁だ。
田舎ならではの風習や行事も多く、また、それを負担に思いながらも、
先人から受け継がれてきた厳粛な儀式と、きっちりやり遂げる。
昔は一家に5人以上の子供がいて、
近くの小学校も田舎ながら1000人の生徒がいたらしい。
その学校も今では廃校になり、第3セクターの研修施設に生まれ変わっている。
実家の校区には小学生が3人。
スクールバスに乗り、8キロ先の統合校に通ってゆく。

しかし、昔からその地に生きてきた人は生き方を変えられない。
過疎化してゆく町に生きてゆく義父達のようなお年よりはたくさんいる。
今の私たちは頻繁に帰省し、様子を伺うしかない。
まだ元気なうちは離れがたい田舎で暮らすのを見守るしかないのだろうか。

昔、『田舎のねずみと都会のねずみ』という本を読んだことがあるが、
田舎で生まれ、田舎で育った人間には
自然と共存して初めて保たれるバランス意識がある。
風の匂い、木の匂い、雪の匂い、川の匂いで鮮明によみがえる記憶がある。

午後からは義母と山に入り、ふきのとうを探して歩く。
探しながら、梅花の匂いに語り、いのししの足跡に笑い、
新芽ほころぶ森林の中、心がどんどん揉み解されてゆく。
両親が元気なうち、もっともっとたくさんのことを学ばなくては。

今夜はおでんをやめて、新鮮なふきのとうの天婦羅にしよう。



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